2017年11月23日(木祝)川崎ボトムズアップ
11月23日はThe★ボインスキーズがバンドになってライブを始めてちょうど1年の日だ。
僕たちは区切りとしてこの日にライブをすることを決めた。
この1年はバンドの土台を作り上げることを目標に活動してきた。
楽曲もそうステージングもそう。
このバンドはこんな感じだよねっていう芯が欲しかった。
そういうイメージを形にすることをずっと続けてきた感じ。
(悪い意味で)社会人バンドってどうしても好きなことをやっちゃっている感じがしてカラーというか必死さというか,一途さとか必死さみたいな音楽にとっての根本にも通じるようなものが,薄れちゃうような色眼鏡をかけられてしまうことも多い。
そういうイメージは捨てたかった。
みんな社会人なんだけどね。ほんとは。必死にやってるんだけど。
僕はこのバンドで自分がたどってきたバンドの姿をもう一度追いかけながら新しい景色を観たいと思ってる。
パパリアみたいな曲を作ったのも今の僕にしか歌えないものだと思ったからだ。
だからレコーディングではどうしてもこの曲を入れたかった。
でも1曲目じゃなくて3曲目。これは僕の美学。笑
話はずれたけど,この1年は,バンドにとって我慢の年として,(あまり手を広げず)ちゃんと勝負できるバンドを作ることに集中してきた。
この1年でそれはある程度できたんじゃないかと思ってる。
お客さんがどんなに少なくても川崎ボトムズアップさんにステージにあげさせてもらって,自分たちはこんな音楽をやりますよっていうものがある程度作れて,それを楽しんでくれる人がいるのも知れた。
感謝しかない。
この日のイベントは,そんなことを考えていたからかどうかはわからないけれど,出演者のみんなの音楽に向き合う姿がとても素敵に感じられた1日だった。
音楽のタイプやレベルは人それぞれだけど人間を丸出しにして叫ぶ姿は音楽そのものだった。
ボインスキーズも自分たちのやりたいステージができた。
楽しいライブだった。
共演した,The Pomets,ソギー,Hearts de geist,井口綾香さん,冨田一真くん,クレイバルスクリムゾン,そして川崎ボトムズアップのスタッフの皆さんありがとうございました。
そんでもってこれからの1年は,今まで作ってきたThe★ボインスキーズを持って外にも出て,たくさん痛みを感じながら音楽をしようと思う。楽しみながら。
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